いずみ

ジョニーは戦場へ行ったのいずみのレビュー・感想・評価

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)
4.3
監督、脚本があの有名な
パピヨン、ローマの休日、
スパルタカスの脚本を担当した
ダントルトランボ。
戦争によって何もかも全て失った芋虫状態の男の回想です。
ですが主人公は「ジョニー」
ではないのです。
戦争シーンなんか一切ありません。それなのにこれほど強烈な反戦映画はあるだろうか?
爆撃を受けた彼が病院で芋虫状態で心の悲痛な叫びを白黒映像で、恋人と愛し合った記憶、両親と国への奉公を決めた彼の葛藤をカラーで。彼の心情を訴えるダントルトランボが生み出した描写はとても私の心に大きな衝撃を与えました。
理解はしましたが、少し難しい作品だとは思うので何回も観たい作品です。
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