三つ数えろの作品情報・感想・評価

「三つ数えろ」に投稿された感想・評価

一回じゃ理解できなかった…カタカナだしみんな同じ顔に見えたし…
マーロウはロンググッドバイのが好き!
No.189[まだ糸が絡まったままなんだけど…?] 80点

1945年版と1946年版があって、そんな1年位で何を作り変えるんだと思ったら、戦後のゴタゴタで公開順序が入れ替わった隙にボガートとバコールが結婚したため、1946年版ではイチャイチャシーンを付け足したらしい。なんと余計なお節介、と思ったがホークスなら喜んでやりそう。というわけで、二回も同じ作品を観るわけにはいかないので1946年版を鑑賞した。

まぁ大方の予想通り何を言ってるのか全く理解できなかった。ただ、全編に渡って最初の勢いを保ったまま糸が解けるどころか絡まり続けて、もつれた足でゴールする感じは三周回って非常に好ましい。現実は2時間で語れるほど甘くないってことか。甘くなさすぎる気もするが。

結局、一瞬しか出てこないメガネっ子ドロシー・マローンが一番好きなんだけど、それ以外の女性キャラが全員ボガートに色目を使うのも興味深い。バコールは置いといても、ちょっとしか登場しないヴィッカーズ、クヌーセン、タクシーの運ちゃんに至るまで、しっかり魅了しちゃうボガートも凄いが、そんな美女たちを小出しにしてホイホイ棄てていくホークスもまた凄い。
原作も読んだんですけど話しが「?」で、映像で見てもやっぱり「?」でした。申し訳ないけど「プロットが複雑」というか色々盛り込みすぎかと。私の理解力を超えてました。メインの登場人物はキャラ濃いですが。相関図とか手元にあった方がいいかもしれないです(あっても面白いかは不明)。
U-Nextで鑑賞。ストーリーがわかりにくいので途中でWikipediaを参照したら「プロットが大変込み入っていることでも有名。」とあった。
退屈な作品であった。「職人」ハワードホークス、ノーベル文学賞のウィリアム・フォークナーが関わっているのだからもう少し何とかならなかったのかと思う。
ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール共演の作品だから、世に残っているのでしょう。
ローレン・バコールはWikipediaによると「独特の声質と官能的な容姿で知られ、アメリカン・フィルム・インスティチュートが1999年に選定した映画スターベスト100では20位にランクイン」だそう。
好みじゃないな。
ryosuke

ryosukeの感想・評価

4.1
いきなり異常なフェロモンを発している男女の異常に雰囲気のある邂逅からスタートする凄味のある作品。久々の再見だったが、改めて見てみると家の中に植物園みたいなのがあるのも奇妙だよな。
話については二度見ても相変わらず訳が分からないが、不穏なムードを醸成するマックス・スタイナーの音楽とクールで切れ味鋭い演出によって面白くなってしまっている怪作。本作は、首尾一貫した筋書きなど無くてもワンシーンワンシーンが良ければ映画は成り立つということを実証しているのではないだろうか。ただストーリーが意味不明なことがマイナスになっていない訳ではないんだけども。本作が「暗黒街の顔役」には劣るように思われるのは、やはりストーリーの不可解さによるところも大きいと思う。事件について警察に説明できないと嘆くボガートのセリフも、ストーリーを語れていないことの告白に思えてくる。
修羅場での所作に経験が滲み出ており、街で特に本筋には関係ない女性を次々引きつけてしまうハンフリー・ボガート、男前な表情と振る舞いで痺れさせてくれるローレン・バコールの二人の魅力も、破綻したストーリーの作品を成り立たせるための重要な要素だろう。
ちょい役の連中の顔も一癖あって中々印象的。ジョーンズやアートの顔は他の作品か何かで見たことがあるなと思ったけど、本作を初見した際の記憶かもしれない。
「ヒズ・ガール・フライデー」と連続で見ると、ホークスのキスシーンを放り込むタイミングが的確過ぎることが分かる。ストーリーの中で充分に溜めた後、キスシーンでフッと空気を変えてくる。
自動車の側での攻防における、言葉を交わさずとも阿吽の呼吸で行われるコンビネーションプレイが素晴らしい。白眉と言えるラストシーン、ボガートは今度は敵の手下すらコンビネーションに強制的に参加させるのだ。「三つ数える」所作の反復により、ジョーンズの復讐を華麗に果たす。
magnolia

magnoliaの感想・評価

4.7
満足!久々に映画で良質のミステリーを観た

マーロウ考察中の時間が少なく、原作より解決までが明確で鮮やか、相手の言葉にガンガン言葉を重ねて追い詰めたり、割と社交的なマーロウ(Oh,Hello …!) もとても映像的
でもあの独特で粋なセリフ、ピンチの時の冷静さ、銃は最小限で"心"の周辺をうろつく感じなどは健在、冷静だが怖くないわけではない、という細部の映像化も良かったなぁ
実は本でもいつもハッキリしない”マーロウの女性の嗜好”、この映画でも若干不透明で、そこも一緒か、と…(笑)

私のマーロウ像と同じタフさで、より挙動がスマートなハンフリー・ボガートさんは、やはりカッコ良かった
レイモンドチャンドラーさんの作品自体好きだが映画は初、こんなに面白いとは…ロバートブラウンパーカーさんの加筆作品まで映像化されているらしく、ぜひ他も観てみたい
「ロング・グッドバイ」もそうだけど、お前いま何するためにそこに行ったの?みたいな映画ですねこれ。もう次々男性が出てくるんだけどなんの人なのか全然わからない。
俺はもうそういう時は徹底して雰囲気を楽しむようにしています。もう観ません。
しきぶ

しきぶの感想・評価

4.1
プロットがくそ複雑と聞いてWikipediaで予習したけど、それでも追いつけない。
ガイガーの家にやたらと行くのが笑える。
小男にボギーが話しかけるのがグッとくる。ローレンバーコル、エロいなあ。
ボギーと彼女がキスする前の彼女のアップが鮮烈。
[絶妙なコンビの二人]

 ローレン・バコールが登場するシーンといい、ハンフリー・ボガートとのラヴシーンといい、美しい。 ローレン・バコールはこの上なく美しい。

 プロットが入り組んでいるので、筋を追いながら観る、何度か観て何とか理解できたが、それだけになり、少々くたびれる。しかし、傑作には違いない。(2015.4.11)
メガネを外した本屋の可愛い子ちゃんにボギーが"ハロー!"っていうとこ大好き
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