スポンティニアス・コンバッション／人体自然発火のえすのレビュー・感想・評価

フーパー作品における強烈な光が本作では放射能被害として映し出されるが、思想に囚われてなくてちゃんと面白い。電話越しの相手すら発火していく容赦なさ。口から火を吹くジョン・ランディス！後半の畳みかけがヤバい。神々しい照明と世紀末のような画に唖然とする。頻出する円形のモチーフは悲哀に満ちた光となって、ヒロインに手を差し伸べる。感動。