Tache88

悪魔の沼のTache88のレビュー・感想・評価

悪魔の沼(1976年製作の映画)
3.3
 恐怖映画には、並外れた狂気が必要と改めて思った。ネビュル·ブランドは、その狂気の人物の実在性を感じさせる絶妙の演技。おそらく、よほど主人公に対する思い入れがあったのだろう。その頃B級映画の常連となった旧スターたちと対比すると本当に光っている。また、この手の映画には、主人公の気持ち悪さに対して、生き死にを心配させるような女性の登場が定番だが、それがクリスティン·シンクレイア。その後1本の作品しか公開されていなくて、残念。雰囲気があるいい女なのに。
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