Tache88さんの映画レビュー・感想・評価

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いちご白書(1970年製作の映画)

3.4

 この映画は1970年に映画館で見た。当時中学生のレベルでは思想的なことはわからなかったが、ベトナム戦争に反対するアメリカの大学生がいることはニュースで知っていたので、何か共感したような気になっていた>>続きを読む

ロング・ライダーズ(1980年製作の映画)

3.7

 3回目の鑑賞。ジェーシー・ジェームズものでは一番好きな映画。アメリカ人は、何故こんなにたくさんのジェーシー・ジェームズものを創るのかは全くわからない。この映画のとおりジェーシー・ジェームズにはヒーロ>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.7

 これで3回目の視聴。前見たより面白かった。前は、オードリー演じる主人公があまり好きになれなくて、お洒落な映画だが、耳ざわりの良い主題歌以外は印象に残っていなかった。今回は猫から入ったという感じ。前見>>続きを読む

夜をひらく 女の市場(1969年製作の映画)

3.2

 日活が経営が苦しくなった頃の作品。小林旭は日活の最盛期の頃は石原裕次郎に比べ魅力の低いスターだと思っていた。ところが、東映で武田組長を見た時、菅原文太をくう程、本当にかっこいい役者だと思った。中年に>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

 この有名な映画を見なかったのは、ホラー映画が嫌いだから。本日勢いで見たが、並みいるホラー映画、特に血しぶきとか視覚で見せるホラー映画とは次元が違うな。ドキュメンタリータッチで本当恐ろしい。でも、ホラ>>続きを読む

悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.3

 恐怖映画には、並外れた狂気が必要と改めて思った。ネビュル·ブランドは、その狂気の人物の実在性を感じさせる絶妙の演技。おそらく、よほど主人公に対する思い入れがあったのだろう。その頃B級映画の常連となっ>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.9

 駄作に近い大いなる凡作。ストーリーは荒い。老齢のハリソン·フォードはまるで魅力がない。ハラハラドキドキするシーンも苦い笑いしか残らない。本当にスピルバーグが撮ったんだろうか?これでシリーズ最高の興行>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

3.7

 パゾリーニには、日本では過去異様に評価されていました。この映画が公開された頃が最高点だっただろう。日本の映画ファンの多くが「ソドムの市」で彼の醜悪性に目がいってしまい、評価が下がったと思っています。>>続きを読む

欲望の中の女(1981年製作の映画)

2.4

 映画そのものは全然面白くないが、カトリーヌ・スパークが懐かしいのと主演の女優が可愛いのでなんとか最後まで見ることができます。

陽炎(1991年製作の映画)

2.9

 後半はバタバタして中折れ状態、そしてエンド。五社監督のものとすれば短すぎる。恐らく編集が上映時間の影響で目茶苦茶になってしまったのかも。カットしすぎた節がある。脚本家が可哀想。

鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

3.3

 原作の「鷲は舞い降りた」は、「ナバロンの要塞」を超える傑作だが、この映画は原作の消化不良を起こしている。その原因は2つ。ドイツ軍の綿密な作戦の内容を映画はまったく汲み取らず、ドイツ軍部隊の愛国心の強>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

 最近のガイ・リッチー監督は素晴らしい。キャッシュ・トラックもかなり面白かったし。ギレンホールもいい。アメリカのアフガニスタン侵攻は愚かな戦争だったが、命令に従い兵士は必死に戦っていたのだ。戦場を生き>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

 本日映画を見たかったから映画館へ行った。原作もアニメも知らなかったが、予告編を見ていたのでこれを選んだ。全体の序章ぐらいのところで終わっているが、劇画調で結構面白い。二百三高地の戦闘シーンや明治時代>>続きを読む

暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

3.4

 クルーゾー警部シリーズのうち、初めて見たのがこれ。子どもの時で面白さがわからなかった。今日見ると、なかなか面白い。フランス風のドタバタ劇を巧くアメリカナイズしている。

第三帝国の遺産(1985年製作の映画)

3.0

 フランケンハイマーが撮った安っぽい映画。どんな名監督にも凡作はある。

突撃(1957年製作の映画)

4.0

 これは反戦映画ではない。軍隊を舞台に、人間の醜さを浮き彫りにした人間ドラマ。主人公ですら、法に忠実であるが、高潔とまでは言えない。

キネマの神様(2021年製作の映画)

2.9

 この映画を見て、「虹をつかむ男」を思い出した。力が入りすぎて空振り、という感じの凡作だった。これも同様。しかも、この作品では共感ができない主人公をつくりあげてしまった。沢田研二は俳優としても優れたと>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.1

 50余年ぶりに再見。ビリー・ワイルダー監督は凄い。コメディという非常に難しいジャンルからでも傑作をつくるのだから。しかも、今見ても、色褪せたところがまったくない。

戦艦シュペー号の最後(1956年製作の映画)

3.4

 主人公のシュペー号がアメリカ艦船を使っていたということでリアルさの点で減点。アメリカの艦船に偽装していたという前提そのものが嘘くさいのも制作者側もわかっていたはずだが、この当時のイギリス映画の予算か>>続きを読む

悪徳の栄え(1962年製作の映画)

3.4

 サドの原作とは関係ないが、ヒロイン姉妹のイメージを原作から借用し、サディズムのイメージが強いゲシュタポを絡めた話。期待しないで見ていたが、結構面白かった。特に、顔の表情を捉えるカメラワークは秀逸。そ>>続きを読む

輪舞(1964年製作の映画)

3.2

 ロジェ·ヴァディムが耽美派といわれる所以がわかる作品。中身がないのに、女優の魅力だけで魅せる。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

 どうしてこんなに暗い映画にしたのか、まったく理解できない。スーパーマンの復活が見え見えなのは別にして、脚本が超クソ。

日本統一55(2022年製作の映画)

2.3

劣化がひどすぎるので、シリーズの鑑賞を終了としようと思う。

不死身の保安官(1959年製作の映画)

3.3

コメディ西部劇はロクでないものが多いが、西部劇の名手ウォルシュ監督ではどんなものに?英国人が主人公で割と品があるコメディだったと思う。ネイティブアメリカンも好意的な扱いだった。しかし、盛り上がりがない>>続きを読む

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