seapony3000

宴のseapony3000のレビュー・感想・評価

(1967年製作の映画)
4.0
好きな男と現実的には結ばれないかもしれない、、そんな矢先に母から送られた刃渡り15センチほどの守刀の鞘を抜いて「いいわね、なんだかシンとして…」ってお志麻のセリフでこちらもスピる。「白い壁のある家まで歩きましょう。わたしは白い家が好き、白い墓石が好き、白い骨箱が好き」とお志麻との道中にいきなり囚われの告白する中山仁。2.26モノはだいたい好きですが、ロマンスを絡めての今作も素晴らしい。夫役の川辺さんの言動もたまらなく冷たくて身が震える。凍傷の足の指を舐める…思い出すのは三隅「雪の喪章」死の2本立て。
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