にゃもす

裸足の伯爵夫人のにゃもすのレビュー・感想・評価

裸足の伯爵夫人(1954年製作の映画)
2.5
雨の中ハンフリー・ボガートが佇むシーンが哀愁があり美しい。ただそれを楽しむ映画だった。

ナレーションで淡々と話が進んで行き、パーティーの場面ばかりで、マリアがどんな映画に出てスターになったのか全然描かれない。
愛と死、映画表現、友情などか描かれ激情的にもなりそうだが、感情を抑えるような描写。
ほぼナレーションで話が進んでいくのに、最後まで観てしまうのは所々印象的な美しさがあるからかな。

雨、ハンフリー・ボガート、薔薇、彫刻、裸足、濡れたトレンチコート、ドレス、が繰り返す。
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