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ティガームービー/プーさんの贈りもののcalinkolincaのレビュー・感想・評価

3.4
BUMP OF CHICKENの藤原さんのフェイバリットだということで観てみました。
今ではだいぶ耐性もつきましたけど、子どもの時ってやっぱひとりってさびしいし場合によっては怖いじゃないですか。そんなときいつも、自分がもうひとりいたらなぁ、双子だったらなぁ、この気持ちもわかってくれるだろうし夜ひとりで寝なくて済むのになぁってしょっちゅう夢想していました。
この映画のティガーのように。
だので最初は「ティガー、わかるよ...」なんてあたたかい目で観てたんですがティガーがあんまりしっぽでびよんびよんと跳ねたり無茶するので、ちょ...ティガー!やり過ぎやり過ぎ!ってハラハラして途中からはレフェリーのよなそんな目で観てしまいました笑
終始やさしい雰囲気で他のキャラクターたちも可愛くてほのぼのと観られますが、プーさんがあののんきな口調でティガーに結構キッツいことを言ってたり、家族って、ともだちってなんやろ?と大人もふんわり考えることが出来る作品だと思います。特に、いろいろあってもう会えない家族がいるひとはちょっとしんみり、しちゃうかな?って。
寂しがりやでたのしいことがやめられなくて感動屋さんで気持ちが伝わるととすーぐ大泣きしてしまうティガー。
わたしは好きです。
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