このレビューはネタバレを含みます
悪ガキの友情劇。というとスタンドバイミーを彷彿とさせますが、物語の軸が「復讐」のため、倫理や正義を問われるシリアスな内容となっています。
イタズラが原因で過失傷害を起こし少年院に収監された4人の少年。看守達のイジメや性的虐待によって心に深いトラウマを受けるまでが本作のプリクエル。
シークエルにて、大人になった彼らの内の2人がマフィアとなり看守の1人を銃殺。
残りの2人は殺人を犯した彼らの無罪判決を操作した裁判を通じ、非常にグレーだが、法によって看守達に復讐を遂げます。
裁判後に祝杯をあげ、少年時代の友情を噛み締めるのですが、結局はマフィアの2人は報いを受け、其々が違う道を歩みます。
この幼い頃の友情が一時フラッシュバックする祝杯シーン、非常にスタンドバイミーを感じますね。切ないです。
「一曲歌おう!」の後、Stand by meくるか?と思いましたが、流石に違いました。
あと俳優陣、豪華過ぎます。