子供には子供時代にしかないルールや倫理を持っていて、それらと、ほんのちょっぴりの社会の当たり前だけで世界を見ています。しかし大人になると社会という色眼鏡をかけてしまいます。このメガネの度は非常に強く、子供の頃見えていたもの、見ようと必死だったものを歪めてしまいます。
きっとそれは大人になる上で大事なことで、それでいて少し悲しいことです。
この映画では社会の当たり前が当たり前じゃなくなった時、それでも当たり前を続けられる子供のルールの強さが確かに描かれています。ふと、「君メガネかけてんで」と言われた気がして、はっとさせられてしまいます。
それでもやっぱり自分はもう大人の側で、それがどうしようもなく、寂しいのです。
内容は自分で確かめてください。
栄養素は高いです。サンキューJJ
