薬によって堕ちていく3人の若者と母親1人が描かれていて、下手なホラーより恐ろしい作品。
とても23年前の作品とは思えない、斬新な映像とスピード感のある演出で、かなり見応えがあり全く飽きる事がなかった。不穏なBGMと相まって破滅していく様がめちゃくちゃリアルで、鬱映画として有名なのも納得の作り。
若者3人は自業自得なところがあるが、母親はちょっと気の毒だったね。
終盤の取り乱し方には恐怖を感じたけど。笑
もう中盤以降は実際にドラックをやってるような映像効果が盛り沢山で、ラストのそれぞれの悲惨な末路をフラッシュバックで切り替えて映してくのと全員横向きで静かに寝て終わる演出が強烈に印象に残った。「尻と尻で！」も強烈。笑
薬物の危険性を強く訴えているようにも感じられる、中々の良作でした。
