マンハッタンの主婦サラ・ゴールドファーブは夫に先立たれ、一人息子のハリーが家に来るのはドラッグをやるお金を手に入れるためにサラのテレビを質屋に入れる時だけ。そんなサラの楽しみは、テレビのダイエット成功番組を見ることと団地の友人たちと日光浴すること。
ある日、テレビ局からサラがテレビ番組の出演者に選ばれたと電話がかかってきてから、サラは有頂天になる。痩せて昔のドレスを着ようと張り切ってダイエットを始めるが、なかなか食欲を我慢できないため、食欲をなくす薬をくれる医者を友人に紹介してもらい、順調に体重は減っていった。
一方ハリーは、友人のタイロンと恋人のマリオンと共に、もう少しいい生活をしようと、ドラッグに混ぜ物をして売って儲けることを思いつく。夏頃に商売は軌道に乗り、順風満帆な生活ができるようになる。
母と息子が薬物で身を滅ぼしていく様子が描かれた映画。
じわじわと、確実にどんどん落ちていく登場人物たちがしんどい。
描写が特徴的。
