真相を知りたいというあの欲望。
字幕を目で追うのに必死になる。
主人公レミーは東ベルリンから南下してワイマールへ、シャルロッテ・ケストナーと名乗る女に会う。その後ドン・キホーテとサンチョ・パンサと出会い、モーツァルト没200年を祝おうとしているウィーンの方向へ駆けていく2匹の犬を見る...
という謎ストーリーは全く頭に入って来ず、「西洋はどっちだ?」の言葉と知的な引用が続き、あっという間に終了。
哲学が出現するのは、
公的生活が精神をもはや満足させなくなり、
民族に関心を持たせなくなるとき、
市民が国家の運営に参加できなくなるときである。