「新ドイツ零年」は、α60が壊れて記号が抑圧から解放された世界の話だ、と廣瀬純氏が言っていたが、それはつまり、ベルリンの壁が崩壊して、「自然は理念の描写である」と言ったヘーゲルからマルクスへと至る観…
>>続きを読む映像と言葉の散文詩。文学的な映画。
3つのレイヤー、放浪する男(映画)、問答する翻訳家と女(思想文学)、コラージュ的に差し込まれる外部の映像(歴史政治)。あとこれらを橋渡す音楽。
総合芸術たる映…
文字通りの廃墟だった『ドイツ零年』と比較すると、東西冷戦体制の崩壊を経た本作は、観想的で多弁です。破壊の痕跡も見当たらず、カール・マルクス通りの看板が倒れていることを除けば、変わらない日常のようなも…
>>続きを読む後期ゴダールというか『映画史』手法の引用の洪水。しかし西側の老スパイ、レミー・コーション(エディ・コンスタンティヌス)が西欧を求めて、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結後のドイツを彷徨う本作にはゴダール…
>>続きを読む孤独の歴史。孤独は偉大で堪えがたい。多分、孤独とはそのままの意味ではなくて、映画という闇について語っているのかな…?
25歳未満の幸福を知らない人へ、幸福とは国境であり、財布の金を何百倍にする方法を…
カット、音の挿入、引用などゴダール節を感じる構成で、西ドイツへ向かう旅で登場するカットの構図や、色彩など美しかった。
色彩で言うと、西側に近づいていくにつれてビビットになっていき、資本主義が色濃くな…
© BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH