新ドイツ零年の作品情報・感想・評価

新ドイツ零年1991年製作の映画)

ALLEMAGNE ANNEE 90 NEUF ZERO

製作国:

上映時間:62分

ジャンル:

3.8

『新ドイツ零年』に投稿された感想・評価

映画史よりさらに難解。ここにはドイツ、ソ連の歴史、現代映画でもここから引用されると思われる様々なクラッシック音楽史、哲学などのモンタージュだけでなく、当時のドイツがフィルムに納められており、レミー・…

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90年のドイツ再統一を機に企画された作品。「ゴダールの映画史」と同じ作り方で、映画の引用、作家、詩人、哲学者からの引用、さらに「アルファビル」のレミー・コーション(エディ・コンスタンティーヌ )が登…

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3.8

どうせわからないのだろうからただ身を任せればよいとぼんやり観ていたらあっという間に終わった。東側の崩壊、なら西側、西洋とは?そういう総括の時代だったなと。地となる物語(レミー・コーションが「西洋」を…

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字幕と音楽と音声が重なり合いながら一見無規律に繋がり、映像は好き放題変わっていく自分にはまだ早いコラージュ映画だったが、「クリスマスが恐怖と共にやってきた」というセリフだけはなんだか嬉しかった
杏奈
3.5
期せずして直前にみたフィリオのpictures of ghostsとの連綿を読み取る
Rin
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昨日予習のために鑑賞したロッセリーニ『ドイツ零年』とは全く異なるほぼ無関係と言ってよい映画だった。そんなところかと思ってましたよ。ゴダールの『アルファヴィル』(1965)でレミー・コーションというス…

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3.8

分断と再統合を繰り返すドイツにて、ひたすら西に向かう元スパイの感覚失調的な彷徨が新世紀へ向かう国の歴史を追体験しつつ映画史と錯綜する。
間違った速度で再生されるワイマール時代のラング/ムルナウ、大粛…

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【ジャン=リュック・ゴダール】
2010年存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第2位。
このレビューはネタバレを含みます

このフィルムにはある国家の悲愴たる歴史の足跡とその歴史の終わりに始まる新たな歴史への希望が刻まれている

路傍に投げられる花束
廃墟
その土地で響いていたであろう銃声
紡がれる言葉
黄金を携える髪

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omori
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シナリオ採録を読みながら観たら助かる あとゴダール的方法も読むとこの作品を観るからだをつくれる助かる リルケの若き詩人への手紙いいよなあ!

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