新ドイツ零年の作品情報・感想・評価

新ドイツ零年1991年製作の映画)

ALLEMAGNE ANNEE 90 NEUF ZERO

上映日:2025年12月20日

製作国・地域:

上映時間:62分

ジャンル:

3.8

あらすじ

『新ドイツ零年』に投稿された感想・評価

「新ドイツ零年」は、α60が壊れて記号が抑圧から解放された世界の話だ、と廣瀬純氏が言っていたが、それはつまり、ベルリンの壁が崩壊して、「自然は理念の描写である」と言ったヘーゲルからマルクスへと至る観…

>>続きを読む
西

主張しまくって、もはや何も主張をしていないことにしてしまうような遊戯性。スローガン信仰蔓延る現代に唯一対抗できる手段、としての映画。
4.5

映像と言葉の散文詩。文学的な映画。

3つのレイヤー、放浪する男(映画)、問答する翻訳家と女(思想文学)、コラージュ的に差し込まれる外部の映像(歴史政治)。あとこれらを橋渡す音楽。

総合芸術たる映…

>>続きを読む
ワンカットワンカットが鮮烈で美しい。
だが、これはいわば現代詩の世界。意味や物語をつかもうとすれば手のひらからこぼれてゆく。
しん
3.0

文字通りの廃墟だった『ドイツ零年』と比較すると、東西冷戦体制の崩壊を経た本作は、観想的で多弁です。破壊の痕跡も見当たらず、カール・マルクス通りの看板が倒れていることを除けば、変わらない日常のようなも…

>>続きを読む
4.5

後期ゴダールというか『映画史』手法の引用の洪水。しかし西側の老スパイ、レミー・コーション(エディ・コンスタンティヌス)が西欧を求めて、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結後のドイツを彷徨う本作にはゴダール…

>>続きを読む
もり
4.5

孤独の歴史。孤独は偉大で堪えがたい。多分、孤独とはそのままの意味ではなくて、映画という闇について語っているのかな…?
25歳未満の幸福を知らない人へ、幸福とは国境であり、財布の金を何百倍にする方法を…

>>続きを読む
5.0
色と色を混ぜても白にはならない。=過去は消すことはできないし、白には戻らない
このレビューはネタバレを含みます

カット、音の挿入、引用などゴダール節を感じる構成で、西ドイツへ向かう旅で登場するカットの構図や、色彩など美しかった。
色彩で言うと、西側に近づいていくにつれてビビットになっていき、資本主義が色濃くな…

>>続きを読む
早稲田松竹で。1990年。壁崩壊後のドイツ。老いた諜報員が西へ向かう。ドン・キホーテのシーン良かった。ファシズム、資本主義、西欧、クラシック、全ては繋がっている。ということかしら?

あなたにおすすめの記事