ねこ吉

奇跡のねこ吉のレビュー・感想・評価

奇跡(2011年製作の映画)
3.8
母方についた兄と、父方についた弟が、もう一度家族全員で暮らせるように、あるジンクスを信じて奇跡を願うために旅に出るお話。
小学生達の小さな世界で精一杯冒険して、少し大人になって帰ってくる。行きの電車と帰りの電車で、車窓から見える風景が全然違うんですよね。
子供なりにお金を集めるシーン、道草くってあちこち歩き回るシーン、並べた布団でキャッキャはしゃぐシーン、どれも懐かしい。
軒なみ好きなシーンが多い映画だけど、1番好きなのは、兄弟で軒先でおやつを食べながら話をするシーン。背中がそっくり!(実際の兄弟ですが)

前田弟くん、屈託無い明るいキャラクターだけど「努力して明るくしてるんや!」とサラッと言ってのけるシーンで、兄弟の家族愛がすごく伝わってきました。
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