考えること，思い出すことがたくさんある映画だった
この映画は難病や差別だけじゃなくて障害者だったり，今は弱者として特別な扱いを受けてる人が見たらめっちゃ刺さる😭
エリックとデクスターはお互いにエイズのことなんかほとんど考えてなくて，むしろ自分の特徴として武器としてあるいはネタとして使ってる場面がとっても印象的で
それが本来，あるべき扱い方だと思った．健全な人をデフォルトで当たり前で最も良いって考えは間違いではないけど正しくもなくて．
エリックのような健全者もデクスターのような弱者も全部デフォルトだし，どっちが良い悪いとかあるわけがない！
それが作品に大きく映されていたように感じられた．なぜなら，2人はお互いにエイズだから可哀想とか何か特別とか，これっぽっちも思ってなかったと思うから！
直したい気持ちがあってもその辺の草飲ませるなんて普通思わない．ただ、それができるのは多分エイズを特別扱いしてないから．旅に出せるのもそう．死んだふりもそう．このフラットすぎる，失礼極まりないような言動が実はかなり理想的な付き合い方を体現してると思う．
それとね，デクスターのママめっちゃ素敵．
2人目の息子なんだなぁと思った時には声出して泣いてしまった😭😭😭
あれはもう最強💘
