隣に引っ越してきた少年と仲良くなったエリック。
だが皮肉にも少年はエイズという病気であった。
感染症患者への差別や接し方、あり方について考えさせられるよい映画でした。
得体の知れないものを恐れるのは誰しもそうだと思う、
だけどエリックのように1歩歩みこんでみれば
彼らの生き方を侮辱するような人は居なくなるんじゃないかな。
デクスターの毎日を彩る事のできたエリック。
お互いがかけがえのない存在だからこその時間に違いない。
そして突然訪れる死があまりにもリアルすぎて言葉を失った。
さよならさえ言えず、受け入れることなど到底出来なかった。
どうしたら良かったのかと自分なら悔やんでしまいそうだと思ってやまなかった。
最後のスニーカーのシーン、涙腺が崩壊しました。
ただ普通に生きたかっただけなのに、ただ当たり前の友達でいたかったのに。
最後まで穢れのない優しさに胸と目が熱くなった。
