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ひとりぼっちの青春のpukoのレビュー・感想・評価

ひとりぼっちの青春(1969年製作の映画)
4.3
貧しさから抜け出すことが困難な時代
人生の転機にしようと競技にかけるグロリアほか出場者の思いと会場の熱気が異様な空気を醸し出し、まさに狂気の世界。

時折差し込まれるロバートの少年時代の愛馬との思い出がラストシーンに繋がるとき、狂気は絶望へと姿を変えた。

ベトナム戦争の時代に生まれたアメリカン・ニュー・シネマ。
たまらなく辛いけれど、忘れがたい一本になりそうです。
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