U子

巨人と玩具のU子のレビュー・感想・評価

巨人と玩具(1958年製作の映画)
3.5
私の中で日本のアンナ・カリーナ、野添ひとみの魅力が溢れる作品。
虫歯のヒロインなんて初めてだ。
キャラメル会社の宣伝合戦。今ではあり得ないこともたくさんあるが、
いまと変わらないところもあった。
資本主義の大量消費社会の中で、人間がすり減っていくのは今も変わらないかもしれない。
部下にあいつを抱け!とか命令するのは
今では考えられないが。覚せい剤も。
増村らしい、スタイリッシュで、一癖ある演出。
サンドイッチマンになる川口浩の哀れ。
個人的に伊藤雄之助出てるだけで
ニヤッとしてしまう。
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