同じ画像が何枚も並んでいき、最後は風で吹き飛ぶ映画の冒頭でグッと掴まれた
見終わってから考えるとこれも大量消費社会を風刺しているのだなと、上手い演出だったことに気付かされる
ライターをカチカチとする…
爆速暗黒コメディ。カフェのショーウインドウ越しの野添ひとみの、売り物と同化したようなグロテスクさ。その時点では彼女こそが大量消費社会の生贄だったはずだが、最終的には群衆を扇動していてはずの川口浩と高…
>>続きを読む制作側の意図と合っているかは微妙だけど、何かになりたい大人が積極的に社会の歯車になりに行っているのを見つめる作品に思えた
課長然り新人アイドル然り末路になり得る人物を作中に配置しているのも示唆的で、…
当時の日本の熱量をダイレクトに感じられた。
セリフが早口であり、作品中ほとんどが会話で埋め尽くされている。
業界でどうにかNo.1を勝ち取るために、奮闘、計画、落とし合うせめぎ合いが面白い。
食…
めちゃくちゃ面白い。まずオープニングタイトルとか、セット、デザイン、衣装がポップで(それも皮肉なんだけど)見ていて楽しいし、とにかくベラベラ喋り続けてテンポがよく、映画が放つ迫力がすごい。
ヒロイ…
面白すぎてやばいなぁと思いつつ、島京子が茶髪になった辺りからちょいダレるなと、ダレ感に必然性があるから良いけれども、ダンスは流石に長すぎるかもしれない
その後、すぐ持ち返すので良いが、ダウナーなパー…
企業戦争は、笑えないほどピエロ的。
増村保造が描くのは、高度経済成長の影で膨れあがる広告ビジネスの狂気。
成功のためならプライドも尊厳も使い捨てる。
働く者たちが自らを玩具にしていく姿が痛烈すぎる。…
川口浩。
憧れてた課長が落ちぶれていく様。女だけ残ったかと思えば結婚はできないし、お互い私利私欲のために付き合っていたと言う結果。友達にも裏切られる。何を信じたら良いのかわからない資本主義社会を皮肉…
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