平田一

バッドボーイズの平田一のレビュー・感想・評価

バッドボーイズ(1995年製作の映画)
3.8
72本目。

来月には待望の最新作が公開される「バッドボーイズシリーズ」の記念すべき第1弾。マイアミ市警から強奪された大量の麻薬を追って、マイアミ市警の凸凹コンビが卑劣な悪党を追いかける。

今でこそ人気シリーズに成長したわけですが、当初はさして無かった予算で描かれていた本作は、現場のスタッフ・キャスト陣の即興も相まって、ライブ感にとても溢れた映画で面白かったです。本作が映画監督デビューだったマイケル・ベイの隅々まで炸裂しているリズムやセンスが素晴らしく、楽しい映画に求めるものが全部詰まっていましたね。中でもクライマックスの爆破シーンに関しては、小切手を切ってでも死守したってエピソードが自分は勿論、観客の求めるものを分かってて、現在まで支持されているのがホントに納得です。

悪役のチェッキー・カリョも救いようのないクズを存分に体現してて、心の狭いクソ野郎を嬉々としていて満足ですw
平田一

平田一