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ラースと、その彼女のbroccoliのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
3.6
ちょびヒゲセーターの、
全然イケてない超絶シャイボーイなライアン・ゴズリングの愛らしさよ…
全然格好良くないんだけど、
調子っぱずれなラブソングや、テディベアに施す救助のかわゆらしさに萌えるわぁ♪

そんな生真面目な彼が、
いわゆるオトナのお人形を「ボクの彼女!」なんて言い出した日にゃぁ…
大変なのは周囲ですよ!
兄夫婦に同僚、主治医の女医さんに町の隣人たち。皆の優しさにホッコリ。

あれはきっと彼がオトナの階段を登る儀式だったのだろうな。
周囲は受け入れ、それを見守る。

でもビアンカ目線になれば、
「生身の女に興味を持ったとたん、しょせん人形のワタシはお払い箱なのね…」と物悲しくもあるラストだった。彼女は決して一言も話さないんだけどね。
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