Rei

ラースと、その彼女のReiのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
4.3
なんて温かい気持ちになる映画なんだろう。
ラースの目に映る彼女と、周りの人達に映る“彼女”は違うはずなのに。
いつまで続くかわからない茶番に誰一人として水を差すことなく、
それどころかどんどんノリノリになって、みんななんて素敵なの(笑)
いつの間にか私も、まるで町の一員になったように楽しく二人を見守ってました。
繊細で複雑なラース
でも、とってもチャーミング。
LaLalandとかブレードランナーの時は彼の魅力に正直ピンときてなかったな、
ブレードランナーも無機質な恋人の存在と、アイデンティティーに苦しむ設定を思えば共通点がある役処なのに。
今作品初めてライアンゴズリングの繊細な魅力に気付かされた。
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