ねこだとらきち

おかあさんのねこだとらきちのレビュー・感想・評価

おかあさん(1952年製作の映画)
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福田里香さんに是非特集してもらいたいぐらい
成瀬巳喜男は徹底したフード演出の実践者だ。
川本三郎さんも著書で思い出をかたる際真っ先に出したのがチャーハンのシーンだった。

「乱れる」の卵、ロールキャベツ、中は見えないけど夕飯、
「乱れ雲」のコーヒー交換に麦茶
そして今回の豆、チャーハン演出、
全てが登場人物の心情や関係性をセリフを使わずうまーーく演出されてる。