成瀬巳喜男監督の観る
戦災で焼けたクリーニング店
も再建した福原家。さあこれ
からという時に父が病気で亡
くなってしまうが
脚本 水木洋子
久しぶりまた観る
香川京子のナレーションで始まり終わ…
成瀬巳喜男監督と脚本の水木洋子が初めて組んだ作品。『おかあさん―全国児童綴り方集』(1951)を映画化。加東大介の初めての現代劇。
1950年頃の東京郊外。戦後ようやくクリーニング屋を再開した福原…
作文です
冒頭、長女(香川京子)のナレーション・・・家族を紹介するシーンにかぶるのですが、まるで小学生が作文読んでるみたい(笑)
当時(1952年)としては、スラッとした長身、クッキリとした目鼻立…
ピカソパン🍞とは何ぞや??
母親の苦しみと子供の成長が並行して描かれる。なかでも香川京子が稽古の練習台にさせられて婚礼の衣装を着させられる場面は見事。それ以前に香川京子が祭りのために浴衣を着て出か…
成瀬巳喜男監督作品では、「朝の並木路」「まごころ」と同系列の爽やかな後味の名作の一編で、長女年子香川京子の、母福原正子への親子愛を綴った語りによる、大森近辺の商店街に父良作三島雅夫が苦労して開店した…
>>続きを読む戦後の厳しい環境で生きてきた日本の母親の姿。
現在では考えられないような不条理や理不尽を母は母なりに子は子なりに受け入れて生きていくしかなかった時代。
日本の原風景とは、当時の建物や暮らしのこと…
妹の子を育てながら自分の子は手放さざるを得ず、夫と子どもが立て続けに死んでも泣く余裕のない「おかあさん」達が戦後の日本でどれだけ必死に毎日を生きたことか。個人的に好きな田中絹代の眉間から、今回もそん…
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