おかあさんの作品情報・感想・評価・動画配信

『おかあさん』に投稿された感想・評価

話し方や服装や仕草から品性と温かさを感じる。成瀬巳喜男作品の女性にはいつも惹き付けられる。大人から子供まで境目なくひとりの人間として映されていた。時間経過が急で、グリーフワークじゃなくて立ち直ったそ…

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aco
3.0

戦後間もない東京を舞台として、数々の苦難を乗り越えながらクリーニング店を切り盛りする女性の姿を描く。

物語の起伏は少なく、家族一丸となってクリーニング店を再興させるものの、長男と夫を立て続けに亡く…

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牧田
4.5

父と長男が死に、次女が家を出ていつしかトシコも結婚しても良い年になり、クリーニング屋では新しく16歳の若者が働き始めるという、ただの人生の循環を描いている。いつかこの家を去る長女がこの物語が始まる前…

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YAZ
3.9

成瀬巳喜男監督の観る

戦災で焼けたクリーニング店
も再建した福原家。さあこれ
からという時に父が病気で亡
くなってしまうが

脚本 水木洋子

久しぶりまた観る
香川京子のナレーションで始まり終わ…

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成瀬巳喜男監督と脚本の水木洋子が初めて組んだ作品。『おかあさん―全国児童綴り方集』(1951)を映画化。加東大介の初めての現代劇。

1950年頃の東京郊外。戦後ようやくクリーニング屋を再開した福原…

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作文です
冒頭、長女(香川京子)のナレーション・・・家族を紹介するシーンにかぶるのですが、まるで小学生が作文読んでるみたい(笑)

当時(1952年)としては、スラッとした長身、クッキリとした目鼻立…

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健気に頑張るも、失い続けるお母さんの映画。

涙腺緩い人が見たらヤバそうです。
でもそこまで悲しくもならないし、めっちゃいい映画でした。
z
3.8
このレビューはネタバレを含みます
てっちゃん、子供のいたずらっぽさが可愛い

日記帳のナレーションと音楽が醸し出す不穏感

表情だけで語るカットがところどころあっていい

息子病気で亡くなってすぐ旦那の体調悪くなる不幸のテンポ感
ガチ泣きしてしまった。そして普通に吹き出すくらいにギャグセンもある。親の再婚問題という意味で『晩春』の気持ち悪さがなくてとても良かった。「終」に驚愕した。あと息子が死ぬ省略やばすぎ。

ピカソパン🍞とは何ぞや??

母親の苦しみと子供の成長が並行して描かれる。なかでも香川京子が稽古の練習台にさせられて婚礼の衣装を着させられる場面は見事。それ以前に香川京子が祭りのために浴衣を着て出か…

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