いやー、面白かった。
よくぞこういうシーンを撮れたなと。
また何でもないけど、なんか良いよなという使い所が多く。
撮影してるところに割り込んで「じゃがいもどこ？」とか、ばあちゃんのペヤングをつまみ食いするところとか、息子にほぼ寝ながら漁について語るところとか、人の「おかしみ」みたいなものが描かれていて、つい笑ってしまった。
その一方で水俣病の問題もちゃんと取り上げつつ、被害を受けたからといって、自分の働いていた会社、街をつくってくれた会社のことを、悪く言い切れない心情も、観ていてとても共感できるところがあった。
とても良い作品だった。
