信じ難い傑作。小川紳介、土本典昭ら優れたドキュメンタリー作家に共通する「時間」の重要性に佐藤真は処女作から気付いていた。それは単なる年月というだけでなく、一住人としての視座を獲得するための描かれない…
>>続きを読む被写体となる人々の多くが大らかな高齢者でカメラの存在を全く気にしていないため、カメラは確かにそこにあるのにまるでカメラが不在かのような自然体が映されているのが非常に面白い。
その自然な映し方が新潟水…
住み込みという撮影方法のおかけでドキュメンタリー映画としての純度がとてつもない。阿賀野川沿いに住んでいる映画に映る全ての人々が愛おしく、そしてかっこいい。船大工の遠藤さん、先祖代々の田んぼを守り抜く…
>>続きを読むものすごい。新潟水俣病を全面に伝えるのではなく、あくまでもそこに居た人々の日常に溶け込ませて伝えてる。。字幕とか、ナレーション、手書き文字とか視覚的にもいいんだけど、何より3年の住み込みをしてるおか…
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このとき「生きる」ことを生業にしている人たちがまだいたのである
映画撮影から約40年弱が経って、あの原風景のような人間の営みが大分減ってきた気がする
鑑賞をしていたら、この映画を撮影してくれてあ…
山形国際ドキュメンタリー映画祭で観賞。
カメラで撮影して編集で切り取る以上ドキュメンタリーもリアルではないと思っているけれど、それでもこの作品はリアルがあると思わされる強さがあった。佐藤真監督作品が…
恥ずかしいことに、水俣病の知識があまりなく。最初、見ていて何を見ているのかよくわからなかったです。何をしゃべっているのかも実はよくわからない。
わからない、わからない、わからない。からのスタートでし…
©1992 阿賀に生きる製作委員会