トゥルーロマンスのクラレンス・アラバマと比べるとこちらは殺人を通しての自己表現。なので迷惑極まりない。
あちらはもう二人だけの世界に入った上で結果的に周りを巻き込む形。
一部でカルト的な人気があるのも頷ける。
エフェクトでモノクロになったり、アニメになったり、鬼の格好になった登場人物がでたりと演出がとにかくすごい。
俺はミッキーもマロニーも好きではない。というかテレビマンも含めた名のある登場人物はメキシコの人たちを除いてみんなクソ野郎。
ミッキーが言ってた殺人の理由も屁理屈というか論理が飛躍しているけど、謎の説得力がある。
他の囚人たちが食い入るように見ているのも印象的。実際にティーンたちは熱狂的に二人を歓迎していたりするし。
だから2人にカリスマ性があるのは頭では分かっているけど、心が否定してる感覚。