マサル

私はモスクワを歩くのマサルのレビュー・感想・評価

私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)
4.0
「不思議惑星キン・ザ・ザ」のダネリヤ監督が撮った青春映画が上映されるときいて、追悼の気持ちでシネマヴェーラ渋谷に。満席だ!
モスクワの青年と田舎から出て来た青年が出会い、別れるまでの一日の話。主人公、若き日のニキータ・ミハルコフが歌う!レコード屋の女の子が友達とおしゃべり続けながら接客するシーンがいい。つぶれた結婚式の仲直りのシーンがいい。遊園地や追いかけっこのシーンもいい。
最初に空港で夫を待つ女性が「幸せよ」という。それを聞いて上京してきた青年はなんか幸せな気分になるわけだけど、この映画を見た人もきっと同じように幸せな気持ちになる。歌いたくなる。
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