私はモスクワを歩くの作品情報・感想・評価

私はモスクワを歩く1963年製作の映画)

ROMANCE IN MOSCOW

製作国:

4.2

「私はモスクワを歩く」に投稿された感想・評価

Rick

Rickの感想・評価

4.4
 地下鉄の工事現場で働くコーリャ、シベリアから旅行でモスクワを訪れた作家ワロージャ、結婚式を目前に控えたコーリャの親友のサーシャ、デパートГУМのレコード店で働くアリョーナ。4人の若者がモスクワで、とびきりの1日を過ごすお洒落なコメディ。
 「雪解け」時代の開放的な雰囲気が、生き生きとして愛らしいことこの上ない。トレチャコフ美術館へ向かう日本人などの描写も謎のリアリティがある。有名作家の家を訪問するエピソードが特にお気に入り。後に『不思議惑星キン・ザ・ザ』を撮るゲオルギー・ダネリアの監督作品でもあり、後に『太陽に灼かれて』の監督となるニキータ・ミハルコフの主演作品でもある今作。ミハルコフの美しさが頭一つ抜けているようにも思う。
 若者よ、歌い続けよ。
Makiko

Makikoの感想・評価

3.8
天気雨の中、裸足で歩く女性の足のショットが好きだった。晴れたモスクワの眩しい太陽の光が、モノクロでもしっかり活きている。
ムチコ

ムチコの感想・評価

4.0
あーみずみずしい〜かわいい〜
旅の男の子がふわりと仲良くなって、ただ街を歩いて、それ以上のことはなく別れる。そういうさらりとした感じが良かったし、ラストの歌もグッときた。まだソ連がちょっと上昇傾向だった時代。

モスクワの地下鉄乗りたーい。
レコード屋のシーンが好き。
potato

potatoの感想・評価

4.8
"гражданин! иди сюда"
"зачем?"
"пой ещё."

どこまでも軽快なエンディングにガツンと殴られました。なんと愛おしきかな!モスクワの駅のエレベーター、信じられないくらい速いので逆行するの大変だっただろうな…(笑)
ニコライ、まさにвесёлыйという言葉が似合うどこまでもな好青年。若く愛しき二人とやはり愛しき女の子、モスクワを背景に物語がくるくる展開する様子が本当に楽しくて、あっという間に終わってしまった。スキ!
最後の歌本当にいいな。フラれてこんなにカラッと歌えるカーチャにあてられてなんだかとてもとっても前を向けそうです
mai

maiの感想・評価

4.1
不思議惑星キンザザのゲオルギーダネリアの映画

とにかくかわいい!モスクワの喧騒、美しい音楽、三角関係で身を引く描写とか全てが愛おしかった
tukahon

tukahonの感想・評価

5.0
これは最高。ジャック・タチの作品とか、スコリモフスキの『バリエラ』とか、大好きな映画を思い浮かべた… とにかく洒落のめしている。
最初の空港から愛せるが、電車のシーンのケンカしてるのか仲良いのかわからないシーンで確信に変わる。最高、大好き。作家の家でのやりとり、天狗のお面、レコードショップのナンパ、全部良い。愛。雨の中をずぶ濡れになって歩く女の子の筋と関係ない登場には幻想が宿ってて素敵。切り返しの距離の遠さと高低差がなんだかすごくいい。愛。テーマ曲がバカ売れしたというのもいい話。
chima

chimaの感想・評価

4.5
2020/3/16@ シネマヴェーラ渋谷
都会の喧騒と軽やかな音楽はジャック・タチを思い出す。大事件は何にも起こらないけれど、友達が出来たり失恋したり濃密な一日。みんなと過ごして楽しい一日だったのに別れの時間がきて一人になる物哀しさ。
モスクワの風景がとてもきれいだった。
RyoS

RyoSの感想・評価

3.7
『はなればなれに』にちょっと似てる?

音楽が最高。ラストサービス精神旺盛なのに媚びた感じないのとても好き。あのエスカレーター好き

遊びが生き生きしてる。
テレキネシス野郎のおはなし。

幕が開いてびっくり。スクリーンがシネスコサイズだ!
と、ヴェーラでは初めて見る画角にちょっと興奮しながら始まった、青年の恋と友情の物語、面白かった。


工夫(工場勤めってことだろう)と小説家の卵が一人の女を奪い合ったり、意気地無しの親友の結婚を助けたりと、2人の男がモスクワ市内を歩き回るのだが、これがちょっとヌーヴェルヴァーグぽくて好き。

また、一日で気が様々変化するのも若者!という感じで好き。
おふざけに笑ったかと思えば、つけられたいちゃもんには本気で怒り、はたまた夢を叶えるチャンスが到来すれば喜び、そして恋に落ちる…いい。

あとはやっぱり、男を見送る女の美しさ。
ジュテーム…あ、これはフランスか。

そんなこんなで迎えた最後、他人のために今日を生きた男の、明日へ向かうエスカレータが本当に良かった。希望に溢れていたよ。


『私はモスクワを歩く』
登場する男どもの一日を表した題かと思えば、実は登場する男の明日も表していたんだと気が付く。
いいタイトルだし、それに見合ういい映画だった。
>|