備忘録
1993.9に鑑賞。
ケヴィン・クライン主演、アイヴァン・ライトマン監督のコメディ作品。共演はシガニー・ウィーバーなど。
大統領そっくりの主人公デーブが、大統領の不倫のアリバイ作りのため一日限りの替え玉を引き受けたところ、大統領が脳卒中で倒れてしまいそのまま替え玉を続けることになる。最初は周りの権力がほしい連中の言いなりだったが、徐々に自分の意志を通すようになり…という言うお話。
デーブが優しく、市井の人たちの視点に立って行動することで、周りの人たちも変わっていく展開が温かくて、クスって笑えて面白かった。
大統領夫人（シガニー・ウィーバー）との関係も、本物の大統領とは仮面夫婦だったのが、デーブの行動に心を動かされ、仲良くなっていく様子が心地良かった。まぁ本物とのあまりの行動の違いに偽物と見破られてしまうのだけれど。
ラストも素敵な終わり方で、ほんわかした気持ちで劇場をあとにすることが出来た良作。
