原作は未読ながら、結末は容易に想像がつくわけで。決まりきった結末に向かうドラマに途中やや退屈するも、その結末はお約束通りながらもじーんと来てしまいました。
思えば、リリー・フランキーを最初に認識したのは、今はなき洋楽専門誌「クロスビート」で連載されていたエロいイラスト。この映画で締切を催促していたのも、あの雑誌だったのかも。
このリリー・フランキーという人のパーソナリティを知っているだけに、その彼がなんの衒いもなく母親への愛をストレートに語るものだから、そのギャップやられてしまうのだろうな。
NHK BS「プレミアム・シネマ」