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東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのpochikuroのレビュー・感想・評価

4.0
リリー・フランキー原作




樹木希林さんはどこのオカンにもなれるんだよね

ここでは北九州市のオカン

ボク(オダギリジョー)が幼少期の頃から両親は別居していて成人して東京でなんとか稼いで自立するまでの長い道のりをオカンの存在の大きさを感じずにはいられない作品。
そして離れて暮らすちょっとだけオトンの存在。

年をとったオカン役は樹木希林さんだけど、若い頃のオカンを内田也哉子さんが演じていて、ズルいくらいやっぱり似過ぎていてグッとくる。
本当に内田也哉子さんを見ていて樹木希林さんに見えてくるから血筋ってすごい。
そしてイキイキした内田さんの演技もまた光っていた。

そして、彼女のミズエ役に松たか子。
この松たか子の存在もまた重要な役どころな気がして、なんだか発する一言がグッとくる

後半は涙が止まらず。
もともとは母親が健在なうちにこの作品を観ておきたいと思っていたけど、なんだか観ているうちに、自分はいつしか親目線になっていて。
子どもに心配かけたくないな、とか。
あと、オダギリジョーが息子に見えたり、とか💦
いろんなこと考えるきっかけとなった
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