アル・パチーノと、
ロバート・デ・ニーロ共演。
面白くならないはずがないですよね。
実は、2人が同時に同じ画面に映るのは今作が初めてだったと聞きました。
『ゴッドファーザー』でも確かに同時には登場してなかった。
ヴァル・キルマー、トム・シズモアもハマってましたね。
マイケル・マン監督作。
銀行強盗団のリーダーであるニール(ロバート・デニーロバート)と、刑事ヴィンセント(アル・パチーノ)の対決を軸にストーリーは展開します。
2人は互いの存在を認め合いながら、命を賭けた攻防を繰り広げます。
アクションシーン、緻密なストーリーテリング、登場人物の造形、映像美どれも素晴らしい。
ちょっとドジなメンバーを、トム・サイムズモアがバカにしたあだ名で呼んでいる。
つい発してしまったそのひと言で正体バレるのがお気に入りのシークエンス。
字面にするとたいしたことなさそうですけど、映画的で良かったなぁ。
今作は、ケイパーものの教科書のような完成度の高さ。
今観ると物足りなく感じる方もいるかもしれません。
いずれにせよ、今作の後世に与えた影響は大きかったなぁと実感します。