題名通り熱い男の心を描いた見応え充分な作品でした。
映画が好きでよく見ている方だと思っていてもまだまだヒヨッコの私。こんな作品を見ていませんでした。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが初めて同じシーンで顔を合わせた迫力の演技をぶつけ合っています。
強盗集団のリーダーで仲間の人望が厚い男をロバート・デ・ニーロが演じている。只私生活では孤独を愛し、女性を愛した事がなかった。しかし店で偶然隣り合わせた女性に一目ぼれし、その女性との再出発を夢見るようになる。
ロス警察の警部補のアル・パチーノは職務に傾倒しすぎている為、家庭は不和に陥り三度目の離婚が目前に迫っている。
デ・ニーロの引き起こす犯罪をパチーノ率いる警察が執念に満ちた追跡を描いている。
二人の名優の演技が素晴らしく3時間近い長編を長く感じさせない緊張感に満ちています。
真昼間のロスで起きる銃撃戦はすごい迫力です。あの迫力は邦画では決して描き出すことはできないでしょう。それに犯人と警部補がカフェで顔合わせするシーン。何とも言えぬ二人の魅力が溢れ出ています。男の意地が熱く感じるシーンでした。そして単なるアクション映画ではなく二人の男の生きる苦しみをも描いているのも興味深いことでした。
こんな作品を知ることができるのもこのサイトの利点でしょう。これからも皆さんのレビューうを参考にして良い作品を見てみたいものです。
