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北極圏対独海戦1944/トルペド航空隊のWGのレビュー・感想・評価

4.5
セミョーン・アラノヴィッチ トルペド航空隊(イリューシン4T攻略 北極海対独海戦1944) なんだかゴツゴツしててでも洗練されてないわけではなく人間模様の描き方とか演出は洗練の極み。樽みたいな女と男の無様な不器用な愛なんて見事、泣ける。一つよくわかるのは元パイロットだから、戦争映画にありがちな、センセーショナリズム、ロマンチシズム、センチメンタリズム、ヒロイズムもろもろが皆無、無縁で徹底的にリアリズム。だけど不思議なポエジーがある。ほんとユニークな監督。やっぱり清水宏に似てる気がすんだよなあ。
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