みきてー

読書する女のみきてーのレビュー・感想・評価

読書する女(1988年製作の映画)
3.4
美声を活かして朗読家になろうとする女性。

映画を通してフランス文学がたくさんリーデイングされるかと思ったら、取り上げられる本はルイス・キャロル、サド、果てはマルクスとかなりの無節操ぶりだ。

自分が読みたい本でなく顧客が読んでほしい本を朗読する、というスタイルが主人公の振り回されっぷりをよく表している。

実際に振り回され過ぎて不倫したり誘拐未遂で逮捕されかけたり…破天荒な様子はいかにもフランス映画って感じ。
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