映画版は現在11作も作られているが、それだけあれば出来不出来は必ず出てくる。
その中でこちらは不出来のほうだろう。
その理由として、カタルシスがまるでないというのが挙げられる。
宇宙で旅するエンタープライズにすら魅力を感じにくい。
戦闘シーンもわずかで、迫力無し。
カークのバトルは遠方から写すと迫力満点なんだけど(笑)
タイトルにもなっているスポックことレナード・ニモイが監督として演出。
その割りに退屈な展開でスポックも最後だけの登場と盛り上がりに欠ける。
いくら続きものといっても、この中だるみは厳しい。
