mari

チェンジリングのmariのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.5
純粋に人を信じることはもう無い。
頼ることも期待もしない。

求めているのは謝罪の言葉や
反省の色ではなく事実の自白。

怒りの沸く対象は
自分から喧嘩を売るほどの価値はないし
心底どうでもいいけれど、
売られたからにはとことん買って叩き潰すだけ。

あまりに過酷で悲惨な扱いを受けた
ひとりの人生を辿りながら、
希望を見出した先にせめて細やかな幸せが
絶え間なく降り注ぐ生涯であったことを願う。
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