Harigane

チェンジリングのHariganeのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
3.8
りんりんとの同時鑑賞🌟
これはなかなか精神的に堪える作品でした😰

<あらすじ>
1928年。
シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)はある日一人息子のウォルターを残して出勤して帰宅すると、ウォルターが行方不明になっていた。
それから5ヵ月が経過し警察よりウォルターが発見されたと連絡を受けるも、そこにいたのは全く別人の見知らぬ少年であった。
自分の息子ではないと警察に訴えるクリスティンであったが、警察はクリスティンを精神錯乱状態だと言いがかりをつけ、クリスティンは精神病棟に入れられてしまう。
その後も何とか本当の息子に会いたいと訴え続けるクリスティンであったが・・・

<感想>
1920年代後半に実際にあった「ゴードン・ノースコット事件」が元ネタとなっている実話ベースの今作💫
これは相当に胸糞な作品でした😬

警察の対応があまりに疎か過ぎて、、、
母親本人が息子本人でないと主張しているのにそれを認めず、全く捜索しようとしてくれない🤦🏻‍♂️
第3者的に観ても全くの別人でしたよ💧

5ヵ月経てば色々と変わると言われて無理やり押し付けられてましたが、そもそも離れ離れになった5ヵ月前から7㎝も背が短くなってるというのはあまりにも不自然すぎます🤷🏻‍♂️
それなのに、「そんなこともある」という警察側の主張、何それ??

そして挙句の果てには精神異常だと難癖付けられて精神病棟に放り込まれてしまうという始末💦

実話と分かって観ているから、尚更この警察の酷さにはイライラさせられました😖

母親役を演じるアンジーの演技には魅了されました✨
息子の為に必死になる彼女の熱演には観ていて感情移入させられます😢
そしてクリスティンの味方である牧師を演じるジョン・マルコヴィッチも素晴らしかったです。

裁判で警察側の対応の悪さを認めさせるシーンはスカッとしたけど、、、でも遅すぎました💧

ラストの展開も、もの凄く胸が締め付けられます😣
母親の気持ちも凄くよく分かります。
今作観た後にゴードン・ノースコット事件を調べてみましたが、実際の事件を知った事で、より一層心が痛みました。。
こんな事件はもう二度と起きて欲しくないです😔
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