このレビューはネタバレを含みます
1928年にカリフォルニア州で起こった実際の事件であるゴードンノースコット事件をもとにした映画。
コリンズの子どもがある日突然行方不明になり警察に捜索を依頼するもなかなか見つからないまま月日が過ぎる。
ある日警察が「お子さんを見つけました」と言って連れてきた人物は全くの別人だが、子本人は息子であると主張する。
コリンズ夫人は警部に自分の息子でないことを訴えるも取り合ってもらえず、結果的には精神科病棟に強制収容されることとなった。
一方、警察は、実はゴードンが牧場でコリンズ以外に行方不明になった少年を20人近く殺害しているという衝撃の真実をつかむ。そそてその中にはコリンズの息子もいたという証言を得る。
結果的に警察の面子のために息子がでっち上げられ、もしかしたら救えたかもしれないコリンズの息子を救えなかったことが世間に暴露され、警部は永久定職処分となり、支部長は退任、市長は選挙への立候補を断念することとなる。
また、警察が異常と判断した一般人を無許可で精神科病棟へ送っていたことも問題視され、ここに法的手続きがはさまれることとなった。
アンジェリーナ・ジョリーの演技力にただ魅了される。