ぽん

チェンジリングのぽんのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
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戦争のない時代はない時代で、平和だったわけでもない…。
警察が機能しておらず、犯罪者ではなく警察への反抗者が捕まるという時代。
警察によって、厄介者は殺されたり、精神病等に送り込まれるような時代。(精神病院も、治療という名の、今で考えると拷問があり、医者も警察から送り込まれた人は容赦なく病人として扱う…)


こんなに悲惨な事件が起きてしまったのも、警察が体面を保つことばかりを考えて、守ることを何もしていなかったから。
こういう時の状態を見ると、時代が進歩してるんだなと思う。


警察にも、医者にもすごく怒りを感じた。
(→クリントン・イーストウッドの敵の描き方、悪役に言わせる台詞が、いつも残酷で正義の方に感情移入させてくれる。)
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