平成ゴジラシリーズの二作目です。私にはこの頃のゴジラの表情が一番好きな頃の作品です。
私が鑑賞するのを避けていた昭和ゴジラシリーズの子供向け志向が強かった作品から、大きく変革していた事を今回初鑑賞して確認できました。
しかし、SF色が強くなりましてパロっている訳ではないのでしょうがハリウッド作品の要素を沢山盛り込んでいる事がよくわかります。
『バック・トゥ・・・・』のタイムスリップ、『未知との遭遇』の宇宙船、『ターミネーター』のアンドロイド、・・・・等、盛り沢山でタイムスリップした太平洋戦争の米軍兵士にスピルバーグ監督の父親まで登場させています(笑)。
さて、内容としては南太平洋の水爆実験で巨大化したのはゴジラでなくキングギドラだった。それは23世紀からタイムスリップしてきた未来人が日本社会の壊滅を狙った策略だったという内容。
この作品は大人向け(笑)の作品でゴジラとキングギドラの新宿都庁ビルを舞台にした闘いは本当に迫力あります。
私にとって昭和シリーズ後半には見られなかったオジサン俳優陣が活躍していたのも嬉しい内容でした。