ピッコロ

学校の怪談3のピッコロのレビュー・感想・評価

学校の怪談3(1997年製作の映画)
3.0
3番めが1番こわい

もうすぐ夏休みですね。羨ましいぞ、このヤローです。
社会人は、夏休みが4、5日しかありません。3連休に1日増えただけ。
せめて、1カ月はほしいよー。
ということで夏休みの思い出、学校の怪談。

「3番めが1番こわい」。これは当時のキャッチコピーである。正しくは「3番目が一番ヒドイ」だ。

監督は、前2作の平山秀幸に代わり平成ガメラシリーズ(もう少ししたらレビュー予定)の金子修介。主役も野村宏伸に代わり西田尚美となる。
そして、天使の前田亜季ちゃん。かわいい、かわいい。キュンキュンしちゃうぞ。

レビューに行く前に、またもや少し怖い話をします。
この主役の先生の誕生日は13日の金曜日。そう、今日である。なにこのミラクル。前作のクリップ数が444であったりと何か怖い。
本当に呪われてるんじゃ・・・。

3作目は、いろいろ残念な作品である。街を舞台としてるので学校があまり登場しない。これは、学校の怪談なのか。出てくる妖怪は花子さん、人体模型、のっぺらぼう、テケテケ、恐竜の骨、コピー用紙などなど。
このシリーズの売りのキャラクター造形がまったく魅力がない。学校の噂話に登場する妖怪が出てくるからウキウキするのに、これじゃワクワクできないよ。

さらに今回、テケテケによく似た妖怪シャカシャカが登場するがイマイチ。パンツを履いてないのでチンポ丸出し。チンポ♪。
あっ、発作が出てもうた。

包丁振り回し追いかけられたり、迫る壁に挟まれそうになったりと命の危機がいくつか登場する。こういうのは学校の怪談に求めてないのでマイナス。前作までは子供向けに作られた映画であるが大人も楽しめる映画だったのが、今作は完全に子供向けになってしまった。ガッカリ。

最後に、この映画にはタイチという幽霊が登場する。体が病弱なため運動会をいつも教室から眺めることしかできず死んでしまった。このタイチがこの映画のキーとなる存在で、終盤の展開なんかは観る人によっては感動するし、話も悪くないがそれ以外がヒドイため好きになれない映画。

これじゃ、「うひひひひひひ・・・」できないよ。

さあ、明日から3連休。一日5本映画観るとして3日で15本。
しっ、幸せ~♪。
ピッコロ

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