ファントム

学校の怪談3のファントムのネタバレレビュー・内容・結末

学校の怪談3(1997年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

映画の完成度としては1作目の方が良いけど、個人的には1作目と並ぶぐらい本作が好きなんだよね。

本作で一番好きなのは、オバケたちが本気で殺しにかかってくるところ。
のっぺらぼうは刃物で顔を削ごうとしてくるわ、筋肉標本は首を外そうとしてくるわ、気合いがそこら辺のホラー映画と大差ない(笑)どうやら1作目のテーマが「オバケは友達」らしいのでそれに背いてることにはなるけど、そのぐらいやってくれた方がこちらも緊張感を持てるので、良いぞもっとやれって感じ(笑)

それと、1作目でもあった小学生の恋模様が、本作ではなんと2カップル分!(笑)
繭子と良のラブストーリーも好きだけど、茜と真琴の方が好きだなぁ。真琴から告白された後、茜が満更でもない様子を見せて、二人がさりげなく仲良くなってるのが本当に観てて幸せになるわ。

オバケが若干ネタ切れ感があって、ラスボスが恐竜の骨なのはちょっとどうかなと思わなくもない。舞台が学校だけじゃなくなっている点についても同様。あと、エンドクレジットの最後で主人公たちの写真が次々と出てくるところ、明らかに写真選びを間違えてるだろ(笑)
他の方が指摘されているように、こういった気になる箇所は数個あるんだけど、全体的には楽しいホラーアドベンチャー映画。大好きな映画の一つだ。
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