ジャンヌダルクの事を知りたくて鑑賞。結局神の啓示を受ける→フランス軍に参戦する→歴史的勝利を挙げる→宗教裁判にかけられる→神を裏切れないからあえて火あぶりの刑に処される、の知ってる事以外には何もなかった。けどアクションは大掛かりで、服装やセットもその時代を感じさせてくれる素晴らしい出来でした。ミラ・ジョヴォヴィッチの演技も神憑り的な狂気を孕んでる部分も感じられて良かった。しかし世俗的に火あぶりとか世間の非難みたいな汚名と想像を絶する苦痛、あるいは神を裏切るという深い罪悪感、どちらかを選べというのは信仰って残酷な部分あるなぁと感じました。はっきり言って「なにゆえ？!」ってなるね。まぁ聖人にこそ与えられる試練なんだろうけど…聖人として名誉を回復できるのが何百年後って長すぎるわ…
