15世紀、イギリスとフランスによる百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルクの伝記ドラマ。
リュック・ベッソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演。
神の啓示を受け、フランスの窮地を幾度と救う少女ジャンヌ・ダルク。
わずか19年の生涯だったジャンヌを演じるミラ・ジョヴォヴィッチが初々しかった。
どこか人間離れしたイメージのあるジャンヌを、人間味溢れる描き方をしてる。
偉人も同じ人間なのだと思わされる。
神の啓示か思い込みか、より現実的でジャンヌの内なる葛藤や後半の宗教裁判はなかなか重かった。
全体的に暗い作品でした。そしてベッソンにしてはアクションが少なくも感じる。
ジャンヌの過去を考えると、そりゃあ狂うだろってなるし、結果的にフランスを救ってるわけだし、少なくとも彼女は魔女ではないってところに落ち着く。