なつめ

幸せはシャンソニア劇場からのなつめのレビュー・感想・評価

4.2
原題の「FAUBOURG36」では訳わからんすぎるかもしれないけど「幸せはシャンソニア劇場から」というタイトルもなんか違うな?と思った作品。

よくある話っぽく始まりありきたりではないラストを迎えます。

主人公のピゴワルをはじめ、劇場仲間のジャッキーやミレー、ラジオ男に近所のカフェのマスター、そして悪役のギャラピア…それぞれがクセありすぎてだんだんと愛おしく感じられます。
そんな中でジョジョ坊やと可憐なドゥースが清涼剤のよう。

ピゴワルに感情移入しすぎて8割悲しさ2割嬉しさの鑑賞。

ラスト10分頃、場にそぐわない派手な衣装をみんなが着てるシーンで涙腺崩壊でした。

成長したジョジョ坊やの演奏を聞いてみたかったな。
途中のミュージカルも楽しかった。
海ってそんなにも特別なものなのね…。
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