幸せはシャンソニア劇場からの作品情報・感想・評価

『幸せはシャンソニア劇場から』に投稿された感想・評価

Anne
4.1
このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞。これも劇場で観たかったと思う作品の一つ。
多くの人に愛されてきた音楽ホール「シャンソニア劇場」は、借金のかたに取られ、閉鎖に追い込まれてしまう。長年裏方として働いてきた主人公は、なんとか劇…

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これぞフランス映画。
どたばたしてて、でもほっこりする。
みんなどこか憎めなくて、どれもこれも小粋でノスタルジー。
およそ10年前、オススメされた映画。
時を経て、こういう映画を好きになる感性・ひとに勧められる感性が素敵だと思った。章仕立ての、可愛さ・懐かしさ・寂しさのブレンドがよい。噛みしめて、ほっぺたが痛い。

シャンソニア劇場の閉館の日。
裏方のピゴワルはこれまでの人生を見つめなおす。
それは激動の時代のシャンソニアの復活までの過程。

繰り広げられるのは歌に物まねに歌劇とエンターテインメントを見せる場所…

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パリ北部に建つミュージックホールは、借金のカタに、町のボスに差し押さえられている。そこで起きる殺人。容疑者の回想。その視点が一人称ではないので、回想形式の意味がない。途中で先が読めてしまう。

美しい構図にうっとりした。1930年台のカラーが最小限の時代の色彩感覚も鋭く印象に残る。歌われる歌はチャーミングでウイットに富んでいる。一見地味な役者たちの見事な力量たらない。あらためて映画は総合芸…

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4.0

最近はちょっと下品なコメディにもちょい役で出ているジラール・ジュニョ主演。
パリを見下ろす下町で、とある小さな演芸劇場の存続のために奔走する者たち。父ピゴワルと息子ジョジョの絆、娘ドゥーラと青年…

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s
3.6

三谷幸喜を彷彿とさせる映画。ノスタルジックでコミカルで少し物騒で人情味がある。
学生時代に観たはずだけど何も覚えてなくて、再鑑賞して印象に残ったのは父親のツケをこっそり払うジョジョ…。子供にこんなこ…

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crn
3.5

邦題のイメージとは異なり、不幸な時代がベースにあるお話だった。あと少しで望む幸せに手が届きそうになっては、希望が打ち砕かれることが続く。華やかな中盤を経て、ラストこそ大団円かと思いきや、その手前で終…

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すい
3.2
邦題しっくりこないな…

妻に裏切られ、職を失い、息子とも引き離されたピゴワル。バカンスで海に行けなくても、下町と劇場を守りたい。息子を取り戻したい。ラストが切ない。

『コーラス』がまた観たくなった。

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