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放浪の画家 ピロスマニのgeminidoorsのレビュー・感想・評価

放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)
4.4
感銘を受けて久々にDVD購入しちまいました。既に二回観直しちまいました。色んな意味で沁みちまいました。

映画として確たるストーリーの面白みを期待して観たりした方は"ナンジャコリャ〜⁉︎"ってGパン刑事(伝わる方は或る程度お歳を召されてますナ)みたいに叫ぶこと間違いナシ、です。

"セラフィーヌの庭"という作品が沁みた方ならば、観ても◯かと思いお勧めします。
又は田中一村・山頭火・放哉・ルソー・月と六ペンス…
この辺りのキーワードで敏感に反応してしまう方ならばきっと観て損はナシ、です。



どの国どの時代にも
"血の沸る方へ 星に導かれ歩いてゆく"
(C.マッカーシー"すべての美しい馬"より)
そんな輩は居たのですね。
前記の"血の沸る方へ"の部分は、"魂が呼ぶ方へ"に代えても合っているかも知れません。
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